長さは12㎝くらい。
売済
こちらは、おそらくパイプだと思われる品物。
と、いっても猫の頭の上の凹んでいる部分に小さな穴があいているだけで、一応柄の部分に貫通はしているようだというだけ。
この頭の凹みに葉を置くのでしょうかね?
まぁ、おそらくお土産用の置物でしょう。
と、いってもこの猫ちゃん、置物にもとどまらないのです。
ねこの顔は陶器で柄の部分は銀?!だといいのですが、混ぜものがたっぷり入っています。錫にしてはちと渋く、鉛?それにしては軽い…ならば、錫では?
「銀キセル」だと粋なのですがねぇ。なにせ、この猫ちゃんですからね。
柄の部分の装飾としてついている赤いポッチは、これまた素敵な石だといいのですが、ガラスでしょうかね?これもどうも安っぽくもみえる…でも、何とも言えない色ですよ。
おまけにこの猫ちゃんの頭が軽すぎてバランスがとれずに常に横を向いてしまいます。平らな部分を軸に飾りで置くのもちょっと一工夫が必要です。そう、置物としての役目もすんなりとは、はたせません。
こってんと、こんな感じになってしまいます。
それでも、アイコウさんが惹かれて買ってきただけあって、なんだかにくめないのですよねぇ。世話の焼ける子ほど可愛いというみたいですし。ましてこのこは、アイコウさんが10年前にエスファファーンに行った時につれて帰ってきたのです。
日本在10年。
古いものではございません。ほんの少し時代のついた柄をみつけだしてきて、新しく陶器で焼いた猫の頭をくっつけたという代物です。
どうでしょう?こんな子をお手元においてみるのは?
私はどうにか、シャボン玉をこれでふけたら楽しいのではないか?と、猫の頭から呑気に小さなシャボン玉がぷかぷか空へと飛び出てくる姿を想像しております。
もちろん、ためしてはおりません。